■「お別れ会」「送る会」「偲ぶ会」とは?
- 「お別れ会」「送る会」「偲ぶ会」とは通夜や葬儀とは別に故人に別れを告げるために催される会のことです。
近ごろは家族葬や直葬など、葬儀の規模が縮小していることもあり、 葬儀は家族や近親者のみで行うということも増えてきました。
また、お通夜やご葬儀は急なことであり、参加できないという場合もあり、そういうケースでも、後日改めて親交のあった方(友人・知人・会社や団体の関係者など)で「お別れの会」「送る会」の日程を組むことで、きちんと故人との別れを告げる機会ができます。
「お別れの会」や「送る会」など名称は様々ですが、故人の足跡をたどったり、思い出を語り合ったりし、参加することで故人の死を受け止め心の整理ができます。
■「お別れ会」「送る会」「偲ぶ会」の違いは?
- 名称は様々ですが、故人の足跡をたどったり、思い出を語り合ったりし、参加することで故人の死を受け止め心の整理ができます。
ホテルでの開催が多くなって、参加者の把握が必要な場合は返信はがきの同封が多くなっています。
「お別れ会」「送る会」は故人が亡くなってから約1ヶ月以上後に行われる事が多いようです。
「偲ぶ会」は日数を問いません。
逝去から時間が立っている場合は、一周忌などの節目に開催する場合は「偲ぶ会」として開催されることが多いようです。
■どこで開くのか
- 集まる人数などによって会場は変わりますが、一般的にはホテルや宴会場、レストランなどで行われています。
■出席する際の服装は
- 案内状に「平服でお越しください」と書いてある場合、喪服である必要はありません。
派手すぎない服装で、あまりに奇抜な服装やラフすぎる服装は良くありません。 男性ならばスーツ、女性なら色味の落ち着いたワンピースなどが無難です。平服と書かれていても、カジュアルな服装でという意味ではありません。
■お別れ会・偲ぶ会に香典は必要か
- 会費制を取っている場合は必要ありません。そうでない場合は香典を持参します。 金額は会の内容によりますが、1万円~2万円程度が多いようです。
開催側になった時は、会費制にする場合、香典を辞退するの旨を書いておきましょう。